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    <title>プロジェクト・サイラス・スミスBLOG</title>
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    <description>ホームページ「プロジェクト・サイラス・スミス」http://projcyrussmith.moto-nari.com/　のブログ部分です。メインのコンテンツ（翻訳したSF）自体はホームページ側にあります。ブログ側にはSFのレビューなどを投稿しています。
※SF翻訳活動は、実用度の高い機械翻訳の台頭により意義を失ったと考えるため、2021年以降はほぼ休止しています（2021/4/14投稿を参照）。
※ブログ内のエントリ間のハイパーリンクはまれに切れている場合がありえます。お手数ですが検索機能をご活用ください。</description>
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    <title>ハミルトン『スター・キングへの帰還』感想</title>
    <description>定期的に読みたくなる本。その周期がまた訪れたので、久しぶりに再読。

やはり面白い。「続編に良作なし」&amp;amp;hellip;&amp;amp;hellip;私はこの経験則を固く信じているが、本作は稀に見る例外だ。

正編『スター・キング』に勝るとも劣らない。正編が「主人公がザース・アーン王子に成り代わっていることを隠し通...</description>
    <content:encoded><![CDATA[定期的に読みたくなる本。その周期がまた訪れたので、久しぶりに再読。<br />
<br />
やはり面白い。「続編に良作なし」&hellip;&hellip;私はこの経験則を固く信じているが、本作は稀に見る例外だ。<br />
<br />
正編『スター・キング』に勝るとも劣らない。正編が「主人公がザース・アーン王子に成り代わっていることを隠し通す」ことが主軸なら、続編は「成り代わっていた時の業績が、王子という看板ではなく自分という中身によるものだったと証明する」ことがテーマになっており、別の面白さがある。<br />
<br />
精神操作能力に長けた侵略者、ハハーン（マゼラン星雲人）という悪役にも独特の凄みがある。それ以外の細かいガジェットにも独特のレトロな魅力がある。<br />
<br />
そして、本作を良作たらしめているもう一つの要素が名脇役ショール・カンだろう。正編での名悪役ぶりが、見事に本作での名脇役ぶりとして活かされている。機略縦横、タフで合理的で皮肉屋。むしろ主人公より魅力的だ。ハミルトンが生み出した最も独創的で魅力的なキャラクターとすら言える。]]></content:encoded>
    <dc:subject>感想・レビュー(SF)</dc:subject>
    <dc:date>2026-08-24T00:32:01+09:00</dc:date>
    <dc:creator>匿名（仮称：プロジェクト・サイラス・スミス管理人）</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>匿名（仮称：プロジェクト・サイラス・スミス管理人）</dc:rights>
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    <title>真藤順丈『ジョジョの奇妙な冒険 無限の王』感想</title>
    <description>知らない間(*1)に《ジョジョ》シリーズのスピンオフ小説がいくつも出版されていることに気づいたので、題材的に最も興味を惹かれる作品である本作から着手することにした。

感想を端的に結論から述べると、あまり面白くはなかった。

それはなぜか。「第二部と第三部の間の時代」、「リサリサが主人公」、「《波紋...</description>
    <content:encoded><![CDATA[知らない間(*1)に《ジョジョ》シリーズのスピンオフ小説がいくつも出版されていることに気づいたので、題材的に最も興味を惹かれる作品である本作から着手することにした。<br />
<br />
感想を端的に結論から述べると、あまり面白くはなかった。<br />
<br />
それはなぜか。「第二部と第三部の間の時代」、「リサリサが主人公」、「《波紋》から《スタンド》への時代の変化を描く」という主旨は非常に良いし、混沌たる中南米を舞台にしている（どうやらこの作家のお家芸のようだ）のも斬新で悪くないし、総じて技巧的にはきちんとしたプロ（全く知らない人だが、普通小説も空想小説も書くちゃんとしたプロ作家のようだ）の手によるもので、ちゃんとプロレベルの小説にはなっている。原典に対する明らかな無知や不理解や軽視が見られるわけでもない。<br />
<br />
では何が良くないのか。言語化し難いのだが、こう言えば理解が得られるだろうか――「仕事はまじめでそつなくこなすが　今ひとつ情熱のない男」、「悪いやつじゃあないんだが　これといって特徴のない&hellip;&hellip;影のうすい男さ」と。つまり、「仕事として要求仕様は満たした」感はある一方、《ジョジョ》シリーズに対する熱意とか尊崇とかの気配が全く感じられない(*2)のである。<br />
<br />
そして、構造的な問題も一つ。オクタヴィオとホアキンというポッと出のキャラクターが実質的主人公あるいは主題なのが良くない。興味を持てたり感情移入をできるとっかかりがなく、読者はごく浅い没入感のまま最後までページをめくる羽目になる。そう、リサリサは主要登場人物ではあるが、主人公とは言い難い立ち位置であり、看板(*3)に偽りありだった。察するに、この欠点はこの作家の能力不足というより熱意不足に由来するのではあるまいか。<br />
<br />
というわけで、やはり私の中での《ジョジョ》スピンオフ小説のベストは結局『砂漠発地獄行』＋『熱き砂の墓標』のまま更新されなかった。また、題材や作者名に魅力を感じないためこれ以上スピンオフ小説を読む気にもならないので、当面ベストが更新されることはないであろう。<br />
<br />
<hr />*1 最後に読んだスピンオフ小説『THE Book』が期待ほど面白くなかったことと、《ジョジョ》そのものからやや遠ざかっていたこともあり、スピンオフ小説の動向を長らくチェックしていなかった。<br />
<br />
*2 あくまで私の主観であり、この作者が熱烈な《ジョジョ》ファンである可能性を否定するものではない。<br />
<br />
*3 リサリサが主人公だとはどこにも明記はしていないぞ、と反論されたらその通りではあるのだが&hellip;]]></content:encoded>
    <dc:subject>感想・レビュー(空想小説)</dc:subject>
    <dc:date>2026-08-18T19:09:59+09:00</dc:date>
    <dc:creator>匿名（仮称：プロジェクト・サイラス・スミス管理人）</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>匿名（仮称：プロジェクト・サイラス・スミス管理人）</dc:rights>
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    <title>グロウスミス『無名なるイギリス人の日記』感想</title>
    <description>梅宮創造訳
王国社
１９９４年
最近、『ボートの三人男』についてGeminiと論じていたら本作を薦められ、邦訳も（聞いたことのない出版社だが）存在することを知ったので入手して読んでみたものである。

『ボートの三人男』ほど自分の心身にしっくり来たわけではないが、独特の才能と技術を感じさせる秀逸なユー...</description>
    <content:encoded><![CDATA[梅宮創造訳<br />
王国社<br />
１９９４年<br />
<hr />最近、『ボートの三人男』についてGeminiと論じていたら本作を薦められ、邦訳も（聞いたことのない出版社だが）存在することを知ったので入手して読んでみたものである。<br />
<br />
『ボートの三人男』ほど自分の心身にしっくり来たわけではないが、独特の才能と技術を感じさせる秀逸なユーモア小説であり、なかなか楽しめた。ヴィクトリア朝イギリスの日常を独自の観点から題材としているため、当時の風俗習慣、当時の当地の人々のものの考え方が読み取れて資料的にも興味深い。<br />
<br />
しかし（ニッチが完全に同じわけではないし、刷り込み効果もあるが）敢えて『ボートの三人男』と比較するならば、本作はどうしてもその時代のリアルタイム的感覚に依拠する部分が大きく、「時代を超えて永遠に読みつがれる偉大な古典」としての価値はやはり一歩落ちるように思える。<br />
<br />
なお本邦訳について（本作を商業的ルートで邦訳出版してくれたのは偉大な業績であることを称賛するのは大前提として）あえて苦言を呈するが、本作において頻出する駄洒落の扱いには少々不満がある。無理に日本語の駄洒落に移し変えるよりは、訳注なりで対応してくれた方が良いと思われる箇所がしばしばあった。]]></content:encoded>
    <dc:subject>感想・レビュー(普通小説)</dc:subject>
    <dc:date>2026-08-11T16:19:48+09:00</dc:date>
    <dc:creator>匿名（仮称：プロジェクト・サイラス・スミス管理人）</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>匿名（仮称：プロジェクト・サイラス・スミス管理人）</dc:rights>
  </item>
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    <title>映画『キンダガートン・コップ』感想</title>
    <description>幼稚園というテーマに魅力を感じずこれまで敬遠していたのだが、シュワルツェネッガー映画で観るものが枯渇して来たのでようやく観てみた。

傑作だった。単にハードボイルドな刑事が幼稚園教員に扮するコメディに留まらず、骨太なテーマ、緻密な脚本、シュワルツェネッガーのユーモラスな持ち味が三位一体となり、見事な...</description>
    <content:encoded><![CDATA[幼稚園というテーマに魅力を感じずこれまで敬遠していたのだが、シュワルツェネッガー映画で観るものが枯渇して来たのでようやく観てみた。<br />
<br />
傑作だった。単にハードボイルドな刑事が幼稚園教員に扮するコメディに留まらず、骨太なテーマ、緻密な脚本、シュワルツェネッガーのユーモラスな持ち味が三位一体となり、見事な芸術作品に仕上がっている。シュワルツェネッガー映画の中でも温かくヒューマンな方向性では頂点を極めている。<br />
<br />
【余談】<br />
<br />
シュワルツェネッガーと言えばどの映画でもほとんど同じキャラクターだが、序盤の無精ひげを生やした「ハードボイルド刑事」シュワルツェネッガーは意外と似合っており斬新だった。<br />
<br />
相方の女刑事も良い味を出していた。彼女なしで、シュワルツェネッガーだけではこの映画は成り立たなかっただろう。パメラ・リードという人のようだ。そのうちこの人の映画も観てみよう。]]></content:encoded>
    <dc:subject>感想・レビュー(映像作品)</dc:subject>
    <dc:date>2026-08-09T22:23:20+09:00</dc:date>
    <dc:creator>匿名（仮称：プロジェクト・サイラス・スミス管理人）</dc:creator>
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    <dc:rights>匿名（仮称：プロジェクト・サイラス・スミス管理人）</dc:rights>
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  <item rdf:about="https://projcyrussmith.blog.shinobi.jp/%E6%84%9F%E6%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC-SF-/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E8%9E%8D%E3%80%8E%E5%9C%B0%E7%90%83%E3%81%AE%E9%9D%99%E6%AD%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%97%A5%E3%80%80sf%E6%98%A0%E7%94%BB%E5%8E%9F%E4%BD%9C%E5%82%91%E4%BD%9C%E9%81%B8%E3%80%8F%E6%84%9F%E6%83%B3">
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    <title>中村融編訳『地球の静止する日　SF映画原作傑作選』感想</title>
    <description>本書の存在は知っていたが、SF映画というものにさほど興味がない――なぜならば、SF映画とは「SFについて何の知識も愛情も持っていないクソども」が、「目先の端金のため」に、「SF小説読者よりは三段階くらい低い知性の視聴者」のために作るものであり、SF小説は９０％がクズかもしれないがSF映画は９９％がク...</description>
    <content:encoded><![CDATA[本書の存在は知っていたが、SF映画というものにさほど興味がない――なぜならば、SF映画とは「SFについて何の知識も愛情も持っていないクソども」が、「目先の端金のため」に、「SF小説読者よりは三段階くらい低い知性の視聴者」のために作るものであり、SF小説は９０％がクズかもしれないがSF映画は９９％がクズだと推定されるからである――のと、収録作品にもそれほど興味が湧かなかったためしばらく放置していた。今回はたまたまシオドア・スタージョンの短編が読みたくなり、『殺人ブルドーザー』が収録されていることから読んでみたものである。<br />
<br />
ブラッドベリ『趣味の問題』：秀逸であり、問題提起的な一作である。ブラッドベリにはこういう一面もあったのか。題名とポスターから察するに映画版はたぶん一山いくらのクズ映画なのだろうが。<br />
<br />
ウォード・ムーア『ロト』：これは福島正実のアンソロジーですでに読んでいるので流し読みで済ませた。なお、映画版は邦題『性本能と原爆戦』が最悪の一言に尽きるが、原題は『Panic in Year Zero！』らしく、まだ許せる。いずれにしても観る気にはならないが。<br />
<br />
スタージョン『殺人ブルドーザー』：これが目的だったにも関わらず、凡庸で冗長で読み通せなかった。またそのうち読もう。<br />
<br />
ウォルハイム『擬態』：予想外に秀逸だった。作家としてのウォルハイムの最高傑作の一つかもしれない。真相が解明された後も、例えば「変人」は毎日どこへ行っていたのか？　「変人」はどこから金を得ていたのか？　そしてこの世界には一体どれだけの擬態生物がいるのか？　&hellip;と、疑問が尽きないところが恐怖SFとして優れたところであろう。<br />
<br />
ハリイ・ベイツ『主人への告別』：これもどこか別のアンソロジーですでに読んでいるので流し読みで済ませた。悪い作品ではないが、内容の割に長過ぎるのが難点か。なお、さすがにこれだけは映画版も観ているのだが、あれがSF映画の古典的名作の一つと呼ばれるのは（同時代の他のSF映画がクズ揃いだとしても）過大評価のように思える。<br />
<br />
ハインライン『月世界征服』：これについては存在を忘れていた。熱狂的ハインライニストとしては本作のために本書を刊行後ただちに読むべきだった。深く反省する。内容的には（やや薄いしやや色合いが違うながらも）「ハインラインのSF」であった。『宇宙船ガリレオ号』とは結局全然別物になっているが、これはこれで悪い作品ではなく、これ独自の価値を有する。『「月世界征服」撮影始末記』によると映画版も（その予算や技術の範囲内では）SF的に誠実に作られたという話なので、そのうち観てみたい。]]></content:encoded>
    <dc:subject>感想・レビュー(SF)</dc:subject>
    <dc:date>2026-08-07T00:02:40+09:00</dc:date>
    <dc:creator>匿名（仮称：プロジェクト・サイラス・スミス管理人）</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>匿名（仮称：プロジェクト・サイラス・スミス管理人）</dc:rights>
  </item>
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    <title>デュマ『二十年後』感想</title>
    <description>復刊ドットコム　新装版ダルタニャン物語　鈴木力衛訳
３．我は王軍、友は叛軍
４．謎の修道僧
５．復讐鬼
長年の懸案事項だった（少年時代から何度か挑戦したが序盤で脱落することを繰り返していた）が、行きつけの図書館の開架に復刻版があるのに気付いたことを機に、再挑戦してみることとした。

歳の功か、今回は...</description>
    <content:encoded><![CDATA[復刊ドットコム　新装版ダルタニャン物語　鈴木力衛訳<br />
３．我は王軍、友は叛軍<br />
４．謎の修道僧<br />
５．復讐鬼<br />
<hr />長年の懸案事項だった（少年時代から何度か挑戦したが序盤で脱落することを繰り返していた）が、行きつけの図書館の開架に復刻版があるのに気付いたことを機に、再挑戦してみることとした。<br />
<br />
歳の功か、今回はなんとか読み通せたが、評判ほど面白いとは感じられなかった。<br />
<br />
四銃士たちが歳を重ねたことにより人物像に深みが出ているという主張は嘘ではないし、彼らが諸般の事情により二手に分かれるという着想にプラスの効果がないとは言わない。しかし、肯定派の言うそれらの利点は、私から見ればマイナスの効果の方が大きいように感じられる。老獪な&hellip;いや、汚い大人になった四銃士の姿など見たくなかった。彼らの行動原理も今一つ理解し難く、感情移入が困難だった。せめて『三銃士』の時のように王妃が魅力的ならまだしも話が分かるのだが、（リアルではあるのかもしれないが）恩知らずで自分勝手で銃士たちへの扱いがひどい――ちょうど銃士たちから平民への扱いのようである――ため、物語を駆動する役割を果たせていない。そしてマザラン枢機卿。作中で複数の登場人物が度々言及しているように、リシュリュー枢機卿に比べれば実にくだらない人物であり敵としても味方としても魅力が薄い。その小物ぶりが物語に活かされているかと言えばそうでもない。<br />
<br />
あえて言えば敵方の登場人物の方に魅力がある。謎の修道士＝ミレディの息子モードントは本作で最も深味と魅力のあるキャラクターであり、なおかつ唯一行動原理が理解できて共感できる人物であろう。しかしそれでもなお母ミレディに比べればもう一歩足りない。八面六臂の暗躍をするが、真の一流の悪役たるには何かが不足しているように思える。そしてモードントの黒幕クロムウェル。底知れぬ不気味さが描かれたが、結局四銃士たちと直接的対立がないまま終わってしまったのが惜しい。<br />
<br />
アトスの息子ラウールという登場人物の登場にも功と罪がある（と言うか主に後者）。歳を取った四銃士の代わりに若者らしい活躍をしたり、あるいはその存在がアトスの深味を増す効果は無くもない。しかし、ラウールの行動は物語の本筋とはほとんど関連がなく、物語を不要に冗長にしているようにも思える。<br />
<br />
とりあえず『ブラジュロンヌ子爵』まで読み進めるモチベーションは潰えた。]]></content:encoded>
    <dc:subject>感想・レビュー(普通小説)</dc:subject>
    <dc:date>2026-07-20T13:52:45+09:00</dc:date>
    <dc:creator>匿名（仮称：プロジェクト・サイラス・スミス管理人）</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>匿名（仮称：プロジェクト・サイラス・スミス管理人）</dc:rights>
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    <title>アイザック・アシモフ『Lucky Starr and the oceans of Venus』（第一章）感想</title>
    <description>https://archive.org/details/luckystarroceans00asim/
この巻（火星編、小惑星編に続くシリーズ第三巻）だけ翻訳されていないことを長年残念に思っていたところ、Internet Archiveで読めることに気付いたので読んでみた。なお、ようやくIntern...</description>
    <content:encoded><![CDATA[https://archive.org/details/luckystarroceans00asim/<br />
<hr />この巻（火星編、小惑星編に続くシリーズ第三巻）だけ翻訳されていないことを長年残念に思っていたところ、Internet Archiveで読めることに気付いたので読んでみた。なお、ようやくInternet Archiveの効率的な読み方を確立した。これまでは<br />
・Full Textを手動で補正　&rarr;　機械翻訳<br />
・画面をいったんスクリーンショットしてから様々な（旧式の）OCRを掛ける　&rarr;　機械翻訳<br />
・画面からコピーできる文字列を補正　&rarr;　機械翻訳<br />
のいずれかで凌いでいのだが、どれも非効率であることは否めなかった。それが今夜、ダメ元でGoogle Geminiに相談して見たところ、「Windows標準のSnipping Toolで良いんじゃないですか？」という意外な意見が得られ、騙されたと思って試してみたらこれが実に良い。まさかOS付属のツールがここまで高性能だったとは――そもそもOCRというものがここまで精度の高いものだったとは――想定外だった（GeminiいわくAI技術の賜物らしい）。「青い鳥」状態と言おうか、手元に最強最新のツールを持ちながら周回遅れの怪しいツールを探し回っていたとは愚かだった。なお、これの元となるAPIはPowershell等から利用可能な模様。よって必要があれば自動化もできそうだ。<br />
<br />
話を作品に戻すと、なかなか期待できそうな導入部である――金星でいかなる事案が起きているのか？　前任者に何が起きたのか？　スターとビッグマンはどのような方針を取るのか？　興味を搔き立てられる。そして温暖で湿潤な金星という古き良き金星像も微笑ましい。続きを鋭意――効率的に――読んで行きたい。<br />
<hr />追記　半年ほど前のエントリを見たら自分はすでにPowerToysのText Extractor（Snipping Toolの上位互換？）を使っていた模様。<br />
<br />
追記２　二者のエンジンは同じらしいが、表面上の実装には違いがあると気付いた。ケースバイケースで使い分けよう。<br />
１．「偽りの改行」の扱い<br />
T.E.だと画像右端の「偽りの改行」がCR LFになり、S.T.だとLFになることに気付いた。そしてDeepL、Google翻訳は「偽りの改行」についてはCR LFもLFも無視してくれる。一方Microsoft翻訳だとLFは無視してくれるがCR LFは無視してくれない。よって私のニーズからするとS.T.にアドバンテージがある。<br />
２．キーボードショートカット<br />
T.E.は変更可能。S.T.は変更不能。しかも標準のWindows＋Shift＋Tはあまり押しやすくない。その点ではT.E.に明らかなアドバンテージがある。]]></content:encoded>
    <dc:subject>感想・レビュー(ジュブナイルSF)</dc:subject>
    <dc:date>2026-07-19T02:40:59+09:00</dc:date>
    <dc:creator>匿名（仮称：プロジェクト・サイラス・スミス管理人）</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>匿名（仮称：プロジェクト・サイラス・スミス管理人）</dc:rights>
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    <title>エドマンド・クーパー『The Slaves of Heaven』（第二章まで）感想</title>
    <description>https://archive.org/details/slavesofheaven0000edmu/
未読の長編の梗概を検討し、最も興味を惹かれたためInternet Archiveを探したら閲覧可能だったので読んでみた。

かなり期待が持てる。文明時代をおぼろげに記憶している狩猟採集民の小部族た...</description>
    <content:encoded><![CDATA[https://archive.org/details/slavesofheaven0000edmu/<br />
<hr />未読の長編の梗概を検討し、最も興味を惹かれたためInternet Archiveを探したら閲覧可能だったので読んでみた。<br />
<br />
かなり期待が持てる。文明時代をおぼろげに記憶している狩猟採集民の小部族たちが生きるイングランド（と思われる土地）。そして夜な夜な現れて女を攫う銀色の怪物「Night Comers」の謎。ポスト・アポカリプスものとして出来が良く、独創性があり、また『Light of Seed』と違って序盤が無駄なパートではない感触がある。<br />
<br />
続きも鋭意読んで行きたい。]]></content:encoded>
    <dc:subject>感想・レビュー(SF)</dc:subject>
    <dc:date>2026-07-18T20:30:32+09:00</dc:date>
    <dc:creator>匿名（仮称：プロジェクト・サイラス・スミス管理人）</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
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  </item>
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    <link>https://projcyrussmith.blog.shinobi.jp/%E6%84%9F%E6%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC-SF-/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%80%8Ethe%20lizard%20of%20woz%E3%80%8F%E6%84%9F%E6%83%B3</link>
    <title>エドマンド・クーパー『The Lizard of Woz』感想</title>
    <description>https://archive.org/details/Fantastic_Universe_v10n02_1958-08/
クーパーには短編もあると知り、題名に惹かれたため探して読んでみた。ありがとう、Internet Archive。

皮肉でユーモラス、切れの良い侵略ものだった。クーパーはこう...</description>
    <content:encoded><![CDATA[https://archive.org/details/Fantastic_Universe_v10n02_1958-08/<br />
<hr />クーパーには短編もあると知り、題名に惹かれたため探して読んでみた。ありがとう、Internet Archive。<br />
<br />
皮肉でユーモラス、切れの良い侵略ものだった。クーパーはこういう方向の創作もできるのか。<br />
<br />
『オズの魔法使い』要素が題名だけ（だと思われる）なのが少々残念だが&hellip;。]]></content:encoded>
    <dc:subject>感想・レビュー(SF)</dc:subject>
    <dc:date>2026-07-18T06:09:38+09:00</dc:date>
    <dc:creator>匿名（仮称：プロジェクト・サイラス・スミス管理人）</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
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    <title>エドマンド・クーパー『Seed of Light』感想</title>
    <description>クーパーが全く翻訳される気配がないので、電子書籍＋機械翻訳で読んでみることにした。まずは執筆時期が『アンドロイド』や『転位』と近く、またテーマが世代型宇宙船テーマだということで気になっていたため本書を選択した。

印象的な作品であり、総合的に見て『アンドロイド』には全く及ばないまでも――『転位』にも...</description>
    <content:encoded><![CDATA[クーパーが全く翻訳される気配がないので、電子書籍＋機械翻訳で読んでみることにした。まずは執筆時期が『アンドロイド』や『転位』と近く、またテーマが世代型宇宙船テーマだということで気になっていたため本書を選択した。<br />
<br />
印象的な作品であり、総合的に見て『アンドロイド』には全く及ばないまでも――『転位』にもやや及ばないまでも――『遥かなる日没』程度には匹敵する秀作である。<br />
<br />
クーパー特有のあの空気感――物悲しくもヒリついたセンス・オヴ・ワンダー――が世代型宇宙船という陰鬱な題材において存分に発揮されている。そして、自らの愚かさによりたった一つの「種」（十数人乗りの世代型宇宙船）を残して絶滅した人類が、宿命的な回帰の結果、新規まき直しを図るというというテーマは（考えようによっては）崇高である（後述）。<br />
<br />
しかし残念なのはいくつかの技術上の重篤な欠点が作品の完成度を半減させていることだ。列挙すると、<ul><li>テンポが悪い。第一部では最初の約三割を費やして最終戦争までの経緯を書いているが、あまりに冗長である。星間航行の初期の世代を描く第二部はテンポ的に唯一妥当。そして第三部はあまりに駆け足過ぎる。まるで書き進めるにつれて熱意が減衰したかのようだ。</li><li>男女各五人から始まった集団が長期的に存続できるわけがない。なぜ何らかの正当化を行なわないのか。</li><li>終盤の展開が強引あるいは手抜きに感じる。いくら何でもワープ航法兼居住可能惑星発見装置（兼制御不能なタイムマシン兼制御不能な平行世界間移動装置）が一発で開発されるのはご都合主義が過ぎやしないか。</li></ul>そして複数の意味で納得が行かないのが結末である。五万年前の地球に回帰したソラリアン号の人々は「原住民」との摩擦を予期しながらも「むしろ彼らと合流し、彼らを導き、人類が自滅という同じ間違いを犯さないようにしよう」という理屈で地球への再入植を断行するのだ。<br />
<br />
これは一見崇高なように見えてその実は高慢の極みではないか。なぜこの次元の地球人が自分たちと同じ歴史を辿ると決めつけているのか。なぜ自分たちが彼らを導けると思っているのか（仮に現世代がそういう理想を持っていても、それが世代を超えて保持される保証があるのか？）。これを「傲慢により滅びた種族の末裔の無自覚な傲慢さ」の描写と見るべきか、あるいは「本当に崇高な人々が崇高な決断をした」描写と見るべきか？<br />
<br />
いずれにしても、真に原始人たちのことを尊重するなら地球には着陸せず別の惑星を探すべきではないのか？　殊に、ご都合主義的超発明によってゼロコストでいくらでも宇宙を飛び回れるのであれば。なので、それを正当化するためには<ul><li>それ以外に選択肢はない（何度ワープを繰り返してみても大昔の地球に戻ってしまい、宇宙にはこれ以外に居住可能惑星が存在しない）ことが登場人物たちにより確認される。</li><li>ソラリアン号が最初のワープで大昔の地球に戻ったことは「運命」だと登場人物たちが信ずる。</li></ul>のいずれかが必要だと思う。作者がその一手間を惜しんだかのように見えるのは残念である。]]></content:encoded>
    <dc:subject>感想・レビュー(SF)</dc:subject>
    <dc:date>2026-07-16T20:34:10+09:00</dc:date>
    <dc:creator>匿名（仮称：プロジェクト・サイラス・スミス管理人）</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>匿名（仮称：プロジェクト・サイラス・スミス管理人）</dc:rights>
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