ロードマップ
- 第一巻『銀球にて(仮)』On the Silver Globe
- 序章「月から来た手稿(仮)」A MANUSCRIPT FROM THE MOON...
- 第一部「旅行日誌(仮)」TRAVEL DIALY
- 第二部「月の裏面にて(仮)」ON THE OTHER SIDE .
- 第三部「新世代の中で(仮)」AMONG THE NEW GENEREATION
- 第二巻『征服者(仮)』The Conqueror
- 第三巻『古き地球(仮)』The Old Earth
早速前半(I章およびII章)を読み終わった。
【梗概】
オタモールとウッドベルを失いながらも、主人公ヤン、ブラジル人ヴァラドール、ヒロインのマーサはファーサイドの北極地方に到達する。彼らは空気と水と中庸な温度を得るが、今度は食糧不足とエネルギー不足が彼らに降りかかる。超高湿度環境のため、火が使えないからである。
嵐、洪水、そして進むか戻るかの究極のギャンブル。彼らは進むことを選択し、穏やかな海辺に到達し、ここを安住の地とする。
【感想】
実に読みごたえがある。真空、極寒、灼熱の月ニアサイドもリアルだったが、湿潤で独特の気象と独特の生態系を有するファーサイドの描写も実にオリジナリティと説得力がある。
これは単に月テーマSFの古典であるのみならず、20世紀初頭のSFというもっと広い括りで見ても古典的名作である。
この先彼らがどうなるか楽しみだ。
※この英訳版電子版は編集がかなり怪しいので、このエントリ以降、部・章構成は独訳版(本も持ってはいるはずなのだが手元に見当たらないので、Project Gutenbergを参照した)を元に補正して表記することにする。