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(前略)一九〇三年(原文ママ。一九三〇年の誤記と思われる)ごろ、私はE・E・スミスのスペース・オペラがなぜあんなにおもしろいのだろうと考えたことがある。文句なしで楽しんでいるのに、罪の意識さえおぼえたほどだ。しかし、今になるとわかる。E・E・スミスは私たちを魅了するだけの力を持っていたのだ。彼のステレオタイプな活劇のなかに、私たちにアピールする彼の何かが反映していたのだ。(後略)
--『世界SF全集 18』p470-p471より